ベルリオーズ(1803-1869)

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SACD

幻想交響曲 C.デイヴィス&コンセルトヘボウ管弦楽団(シングルレイヤー)(限定盤)

ベルリオーズ(1803-1869)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCGD9004
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
限定盤

商品説明

「SACD〜SHM仕様」シリーズ第二弾!

音声は非圧縮で収録!
シングルレイヤー仕様により反射率向上!
SHM仕様により読取精度向上!
初回生産限定盤


原音に限りなく忠実な再生を可能にしたSuper Audio CDに、SHM素材を用いた高音質仕様。超高サンプリングレートによる圧倒的な高音質を特徴とするSACDは、1999年に規格化されて以来、再生に際しては専用のSACD対応プレイヤーが必要となるにも関わらず、熱心な音楽ユーザーからの支持を獲得してきました。 この度の製品開発においては、さらなる高音質を追及すべく、「新素材」と「原点回帰」をコンセプトに次の4点に取り組み、マスター音源に近いアナログ的な質感とスケール感を再現致しました。(ユニバーサルミュージック)


「SACD〜SHM仕様」特徴

1.透明性と流動性に優れる SHM(R)素材をボディに使用 → 透明性の高い液晶パネル用ポリカーボネート素材を採用することにより、レーザーが反射膜までの距離をより正確に往復できると共に、正確なピットを形成する為に必要な流動性にも優れています。

2.シングルレイヤー方式の採用により、音楽情報を余すところなく読み取るに十分な反射率を確保 → 現在主流のSACDレイヤーの上層にCDレイヤーを併せ持つハイブリッド型ではなく、SACD層のみを有するシングルレイヤー型を採用することで透過性を排除します。 これによって音楽情報を余すところなく読み取るに十分な反射率を確保しました。 尚、SACD対応再生機以外では再生できません。

3.圧縮なしで2ch音声を収録 → 全ての作品において非圧縮データの収録を可能にすべく、SACD層を2chに特化(一般的なSACDでは、約半分のサイズに可逆圧縮した音声を収録)。

4.最良のマスター音源を厳選 → 既存のDSDマスターから、新たにアナログテープをダイレクト・リマスタリングしたものまで、最良のマスター音源を厳選しています。

コリン・デイヴィス&コンセルトヘボウ/幻想交響曲

ベルリオーズのエキスパートとして、早くからオペラや声楽大作、管弦楽作品の上演・レコーディングに尽力し、作品の認知度向上に大いに貢献してきたコリン・デイヴィス。『幻想交響曲』についても、1963年にロンドン交響楽団と録音しているほか、1990年にはウィーン・フィルとも録音しており、今回、ユニバーサルからSACD化されるコンセルトヘボウとの録音はその中間に位置する録音ということになります。
 デイヴィスはこの時期、コンセルトヘボウ管弦楽団と、ストラヴィンスキーの3大バレエ、ドヴォルザークの後期交響曲集、ハイドンのザロモン・セットというきわめて高水準なレコーディングを連続しておこなっており、PHILIPSレーベルによる優秀な録音と共に、コンセルトヘボウ管の見事な演奏が話題になったものでした。
 この『幻想交響曲』のレコーディングも、そうした指揮者とオーケストラ(と録音スタッフ)が持続的に醸し出す良好な雰囲気の中でおこなわれたもののようで、深く美しくブレンドされた究極のモダン・オーケストラ・サウンドを味わうことが可能です。
 なお、デイヴィスはここで、第2楽章にコルネットが登場する初演版を使用し、『幻想交響曲』の解釈としては華麗な方向にシフトした洗練度の高い演奏を聴かせてくれるのが印象的。たとえば第4楽章はここでは壮麗で威厳があり、第5楽章でも同じ方向性のアプローチとなっているほか、第3楽章では立体的で充実し切った弦のアンサンブルと味わい豊かな木管のやりとりが最高の聴きものとなっています。(HMV)

【収録情報】
・ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14
 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 サー・コリン・デイヴィス(指揮)

 録音時期:1974年1月
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(セッション)

※SACD対応プレイヤーでのみ再生できます。

収録曲   

  • 01. 幻想交響曲 作品14 第1楽章:夢、情熱
  • 02. 幻想交響曲 作品14 第2楽章:舞踏会
  • 03. 幻想交響曲 作品14 第3楽章:野の風景
  • 04. 幻想交響曲 作品14 第4楽章:断頭台への行進
  • 05. 幻想交響曲 作品14 第5楽章:サバトの夜の夢

ユーザーレビュー

総合評価

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24bitリマスターCDとシングルレイヤーSACD...

投稿日:2017/11/15 (水)

24bitリマスターCDとシングルレイヤーSACDを聴き比べてみた。 正直同一のマスターテープとは思えない位に違う。 というのはリマスターの方針がまるで違うことに起因するよう思われる。 まず、本盤は楽器の分離がよく、艶が豊かで各楽器のボリュームバランスが良い。SACDらしい優等生である。 対して24bitリマスターはやや楽器がくぐもりがちで録音はデッド、低音楽器の主張の強い録音である。 となればSACDに軍配があがるだろうと言われそうだがそうでもない。 正直近年の幻想録音は艶が豊かなSACD録音は多くあり、今更本録音がその路線で勝負してもそもそも録音技術の差があるので勝てず個性が埋没してしまっているよう思われるからである。例えばヤノフスキ、ネゼセガン、ティチアーティなどを聴いて貰えばわかると思う。 他方、24bitリマスターは録音がデッドであること、低音楽器のボリュームレベルが高いことが良い方にも作用している。弦が切れ味鋭く、驀進するような迫力があるのである。これは近年の録音にもあまりないもので24bitリマスターの美点だろう。それはSACDでは失われてしまっている。似ているのはミュンシュのaltusライブ録音だがあれよりは技術的にもバランスが取れている点でも絶妙なのだ。 というわけで私は24bitリマスターを推すし、本SACDを買うくらいならティチアーティやネゼセガンを買えば良いように思う。

ぴんちょん さん | 東京都 | 不明

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ディヴィスはベルリオーズを得意とし、数々...

投稿日:2010/09/12 (日)

ディヴィスはベルリオーズを得意とし、数々の名演を遺してきた。特に、最高傑作と称される幻想交響曲は、何度も録音を繰り返しているが、その中でも、やはり第一に掲げるべき名演は、本盤の74年盤と言えるのではなかろうか。何よりも、オーケストラにアムステルダム・コンセルとへボウ管弦楽団を起用したのが大きい。管楽器も弦楽器もいずれも完璧なアンサンブルで、若きディヴィスの指揮についていっており、しかも、この当時にオーケストラに顕著に存在した北ヨーロッパならではのくすんだいぶし銀の音色が、演奏に潤いと深みを与えていることを見過ごしてはならない。原典にしたがって、コルネットを活用している点も、ディヴィスのベルリオーズへの傾倒ぶりをあらわしており、本盤は、数々の幻想交響曲の名演の中でも上位に位置づけられる名演と高く評価したい。そして、この名演の真価を究極の音質で味わうことができるシングルレイヤーのSACDがついに登場した。SHM−CD化や表面のコーティングなど、音質向上のための最善の努力がなされており、唖然とする超高音質に仕上がっている。コンセルトへボウ管弦楽団の各管楽器奏者の名技なども完璧に再現されており、弦楽器のつややかな響きも美しさの極み。眼前で演奏会が行われているような錯覚に陥るほどの臨場感溢れる極上の音質に仕上がっている。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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告白すると、この誉れ高い名盤を今更になっ...

投稿日:2004/12/30 (木)

告白すると、この誉れ高い名盤を今更になって初めて聴いた。録音共々素晴らしい。最新のディヴィスのLSO自主制作ライブ盤の数百倍感動した。

新宿系歌舞伎町 さん | 東京都 | 不明

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